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新型コロナウイルス(SARS-CoV2)とは

新型コロナウイルスとは、人の体に侵入し、発熱やせきなどの症状を引き起こす“ウイルス”です。元々コロナウイルスには風邪の病原体として人類に広く蔓延している4種類と、動物から感染した重症肺炎ウイルス2種類があります。2019年に発生した新型コロナウイルスは、重症肺炎ウイルスの3種類目に該当し、これまでに例がなかったタイプであるため新型と呼ばれています。

新型コロナウイルスと風邪、インフルエンザとの違い

新型コロナウイルスは風邪やインフルエンザと初期症状が似ており、区別がつきにくいこともあります。特に、新型コロナウイルスにおいては全く自覚症状がない場合もあります。しかし、症状が急変し、重症化することもあるため、呼吸器疾患がある方や高齢者の方は特に注意が必要です。以下に症状等の違いをまとめました。

風邪 インフルエンザ 新型コロナウイルス
感染力/感染経路 あまり強くない/接触又は飛沫感染 強い/接触又は飛沫感染 非常に強い/接触又は飛沫感染、エアロゾル感染
症状が現れる部位 鼻やのどなどの上気道が中心 鼻やのど、高熱による関節痛 鼻やのど、高熱による関節痛
症状の現れ方 ゆるやか 急激 ゆるやかだが、急激に重症化する例も多い
発熱 37~38℃程度 38℃以上の急速な発熱 37.5℃以上の発熱が4日以上続くことが多い
主な症状 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、せきなど、上気道の症状が中心 関節痛、筋肉痛、頭痛、悪寒などの全身症状が急激に現れる 発熱やせきなど、初期症状は風邪やインフルエンザと酷似している
頭痛、倦怠感、食欲不振、味覚・嗅覚障害などが現れることもある

新型コロナウイルスの検査

当院では新型コロナウイルスの検査として「PCR検査・抗原検査」を行っております。ご自身で検査キットを利用された患者さんの中には、「自身で行った検査では陰性だったものの医療機関で再度検査を行った結果、陽性だった。(偽陰性)」という方もいらっしゃいます。また、宿泊療養施設や配食(生活支援)サービスを活用するためには陽性確認のため、「医療機関等で実施されたPCR検査や抗原検査の結果が分かる書類」などが必要となる場合があります。 証明書等の発行が必要な方や、検体採取のためのスワブ(綿棒)をご自身で鼻腔に入れることが困難な方は医療機関での検査をご検討ください。 ※PCR検査、抗原検査のどちらを実施するかは症状や主訴を元に判断いたします。指定することはできませんのでご承知おきください。

新型コロナウイルスの治療

ウイルスには抗菌薬が効かないため、基本的には安静にしていただき、免疫力による自然治癒を目指します。咳や鼻水、発熱の症状を緩和させるために咳止めや解熱剤を処方する場合もあります。

新型コロナウイルス後遺症について

新型コロナウイルスに罹患後、発熱、せきなどの症状が治まったのに「疲労感や倦怠感」などの症状が続くという事例が全国各地で報告されています。以下のような症状が続く場合、新型コロナウイルスの後遺症を疑う必要があります。

  • 疲労感
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 動悸、息切れ
  • 味覚、嗅覚障害
  • 物忘れや理解力の低下 など

Bスポット療法

新型コロナウイルスの後遺症に対し、自律神経を改善させる効果のあるBスポット療法が効果的だという説があります。詳しくはコチラをご確認ください。

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