原因と症状
水イボはウイルスが皮膚に接触することでうつる病気で、子供さんに多い病気です。水イボは放置してもいずれは自然に治りますが、それまでに、他の場所にうつったり、他の人にうつすことがあります。特にアトピー性皮膚炎のあるお子さんでは、広がりやすい傾向があります。また保育所や幼稚園、学校などでプールに入る場合、水イボがあるとプールに入れないと言われることがしばしばあるようです。
当院での治療
当院では、専用のピンセットを使って、水イボをつまみ取る治療を行っています。痛みを伴う治療ですので、ご希望のある場合には、処置の40分前までに来院いただき、事前に院内で麻酔のテープを貼ってから処置をさせていただいています。
日常生活での注意点
水イボを触ったり、かき壊したりしてしまう場合は、患部を衣服や絆創膏で覆うなどすると良いでしょう。乾燥肌やアトピー性皮膚炎がある場合には、適切なスキンケアを行うことも、水イボの拡大を予防するために非常に重要です。学校や家庭内での感染を防ぐため、タオルや衣類は共用しないようにしましょう。